ベジタリアン格闘家レポートの第3回!
上の写真はGoogleで「koshti(クシュティー)」と検索したら出てきた画像です。
ベジタリアンとは思えない屈強な男達がズラリ。
クシュティーって何?
クシュティーは中東地域で行われている伝統的な格闘技です。
投げ技と関節技が主で打撃はない。技術的にはレスリング・柔道・相撲との共通点が多い。
肉を食べないベジタリアン格闘家なの??
はい。クシュティーの選手達はベジタリアン格闘家です。理由はクシュティーがヒンドゥー教に基づいた格闘技だから!
流派や地位によって例外はあれど、ヒンドゥー教は【菜食主義】なので、教徒である道場生達が肉を食べる事はありません。
道場はアカラと呼ばれる寺院に併設されており、必ず祠(ほこら)と共にヒンドゥー教の神様がまつられている。そんな環境下で道場生たちは戒律と共に生活しているのです。
そう、彼らは宗教上の理由でベジタリアン格闘家なのだ!
とは言え本当の本当に肉を食べていないのか?
確かに「肉を食べずにそんなに体を大きく出来るの?」って疑っちゃいますよね。
ぼくの愛読誌である【Fight&Life(ファイトアンドライフ)の2009年12月号】でクシュティー特集があり、現地の潜入レポートが載っていました。それが参考になります。
(電子版の「試し読みページ」で3ページあるクシュティー特集のうち、この1ページだけ読めます。他の記事も面白いからおすすめ!)
(※2018年現在は試し読みページが開けない様子っっ涙)
記事の中には
「道場生達はベジタリアンフードのみ食す」
との記載!
生活に密着したレポートが写真たっぷりで紹介されていますが、本当に野菜以外は食べていなかったそうです!
8才から65才がまじめに戒律を守って共同生活しているとのこと。
す、すごい!
ベジタリアン格闘家はトレーニングもすごいです
なんと体を鍛えるのに近代器具は使わず、トレーニングは基本的に自重だけ!!!
スクワットしまくるみたいです(笑)
ち、な、み、に!!!
「ヒンズースクワット」という名称はクシュティー式スクワット(ヒンドゥー教徒のスクワット)が語源らしい。なるほど!
ところで、、、強いの?
強いと断言して良いのか分かりませんが、、、、
タイガー・ジェット・シンはクシュティー出身だそうです!!
好きだったな~^^
子供心に「どうしてサーベルを刺さないで持つ所で殴るんだろ?」って不思議で不思議で。まあそりゃあ刺したら相手がケガ、、、
おっと!話が脱線っっ
最後に、道場で生活する選手達のトレーニング動画を貼ります。
肉を食べなくてもみんな元気で筋肉モリモリ♪
パンツ1枚で古式トレーニングをする男達と、陽気な音楽の組み合わせが良い!
おしまい。
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