読書感想文。
「内容が気になり過ぎるタイトルの健康本」を意識的に読んでいます。
今回手にとったのは、
内山昭一著
【昆虫食入門】
です。
「アブラゼミはナッツ味」という強烈極まりしキャッチコピーに惹かれて購入。
虫、、、
食べたくない!
でもそんな事を言っていられない未来が来るなんて話も??
新聞で【国際連合食糧農業機関(FAO)が食糧問題への対処として「昆虫食」を勧める報告書を提出】って記事を読んだ事があるんだよね。。
その未来、いや(>w<)っっ
恐怖に怯えつつ読書スタート☆
【昆虫食入門】内山昭一著の感想
本では思わず「ぴぃぃっ」と恐怖の嗚咽が漏れてしまうような世界の昆虫食が紹介されている。
「あ、あれを食べるのですか!?」
の連続。
世界って本当に広い!!!
と、カルチャーショックを受けてしまったのだが、実は日本でもイナゴやハチの子、ザザムシなどの昆虫は伝統食として健在だ。
あ。そういえばそうだよね。
過剰に怖がっている僕が変なのかも???
ちなみに本書は単に世界の昆虫食を紹介するだけでなく、「昆虫をもっとおいしく食べる料理方法はないか」を探求しているので読み応えあり!
情報だけで終わらないというか。うん。良いと思う!
読了する頃には、
「昆虫食は決してゲテモノ喰いではなく、人類の未来食なのやも??」
という気になっている僕であった。
そんな未来イヤ〜!!!
ねぇねぇ、ところで虫って栄養あると思う?
本書を参照しつつネットも駆使して調べてみました。
(参考文献)
・国際連合食糧農業機関(FAO)日本事務所 「森林の産出物は飢餓との闘いに重要-特に昆虫」(※リンク先が見つからなくなってしまった。。)
・日本経済新聞7月12日夕刊 「昆虫は将来の栄養源!?」
虫は高タンパク低脂肪で栄養満点!?
栄養価の基礎データがまだ少ないため未知数な部分もあるけれど、データがある虫に関しては素晴らしい結果が出ているようだ。
例えばバッタと豚肉を同じ重量で比較した場合、タンパク質はバッタの方が多く、ビタミンなども豊富で栄養素として遜色がない。しかも豚や牛などの家畜と比べ脂肪に含まれるコレステロール値が低いとの結果が!
虫は高タンパク低脂肪!!!
なんか筋トレ後のおやつに良さそうだなぁ、パリパリしてて消化も良さそう、、、
、、しまった想像してしまった。。
では具体的にどの虫が1番たんぱく質の含有量が多いのかランキングにしてみますね。
(100gあたりの含有量です。ちなみに鶏卵なら100g中に13gのたんぱく質)
たんぱく質の多い虫ベスト5
第5位 カミキリムシ(幼虫) 20g
第4位 コオロギ 21g
第3位 セミ(幼虫) 23g
第2位 イナゴ 25g
第1位 マダガスカルゴキブリ 27g
うーむ。虫の栄養価は予想以上に高く、かなり筋肉向けな食材ですね。まだデータがないだけで、もっと高タンパクな虫もたくさんいるはずでしょう。
ちなみにこの5昆虫は全て現在も実際に食用として食べられています。
筋トレ好きの皆さん、プロテインバーの代わりに昆虫を取り入れてみてはいかがでしょう?
(僕は取り入れません ^^;)
いろいろと考えさせられる本でした。
菜食と体作りについて書いてあるやつ↓
これまで読んだの↓
【読書感想文】