外でお酒を飲む時、健康大好きな僕がきまって注文するのはカンパリです。 注文する理由はもちろん美味しいからなのですが、それ以外にもう1つ、
「カンパリは他のお酒に比べてちょっと健康に良いから」
という理由があります。
カンパリが他のお酒と比べて健康に良い!?どうして?
カンパリが健康に良い理由は、原料にたくさんハーブが入っているからです。
たまご酒みたいに、地域によって薬代わりに飲まれてきたお酒ってありますよね?
カンパリも胃腸に良いという事で胃薬として飲まれてきた歴史があるのです。 もちろん飲み過ぎたら胃に悪いと思いますが。
【禁酒法】1920年代のお話
1920年代にアメリカではアルコール飲料の製造・販売・運搬・輸出入を禁止した法律【禁酒法】が制定されます。 密造・密売などが続出したため33年に廃止されるのですが、その間は長きに渡ってアルコールが合法的に飲めませんでした。
ところが!この合法的っていう部分がポイント!
1920年代のポスターが、現在日本でカンパリを扱っているサントリーさんのホームページで見られるので、ちょっと御覧ください↓
(↑クリックすると別窓で開きます。カクテルのレシピなども載っていて凄く面白いサイトです!) ポスター下部の緑字「CAMPARI」の上ある「BITTER(ビター)」という文字にご注目! このBITTERこそがカンパリが体に良いと伝えられてきた重要な理由なのです。
(※今はもうHPの内容変わっちゃってるかもっっ)
(※追記 内容変更どころか閉鎖されていました涙っっ)
BITTERとは?
【BITTER】薬草・香草・樹皮などの植物から抽出されるエキス。1920年代のアメリカでは医療用の薬として用いられていた。
諸説ありますが、主に胃薬として扱われる事が多かったようです。
で!実はこの時代、ポスターにも書かれている通りカンパリはBITTERの一種として扱われていたため、医薬品として合法的に飲むことが出来たのです! そうです!カンパリは胃薬だったんです。
カンパリって本当に胃薬としての効能はあったの?
実はですね、数十種類のハーブで出来ているという事以外は公表されておらず、残念ながら詳しい原料、およびその配合比率が分かりません。
なので、「これが入っているからこんな効能がある」という事はハッキリ言えない。。
ただし専門家の分析によると、オレンジピール、コリアンダー、キャラウェイ、シナモンが入っている事は間違いないそうです。 オレンジピールに関しては上のポスターにも描かれているので確かでしょう! (関係ないけどオレンジピール剥いてるピエロがこわい〜。。)
オレンジピールって?
オレンジピールはオレンジの皮を乾かしたハーブです。
ハーブティー好きには定番だよね! 胃の不調に対して効果があるとされ、漢方薬局では健胃薬「トウヒ」としても扱われています。
コリアンダー、キャラウェイ、シナモンは?
コリアンダーも「胃腸を休める」と言われる定番のハーブティー。キャラウェイは「消化促進に良い」とされカレーによく入っているスパイス。 シナモンは日本名「桂皮」。消化吸収作用があるとして多くの漢方で使われています。 消化吸収抑制作用の他にも解熱・鎮静など様々な効果があるとされ、葛根湯にも入ってます☆
この4つが入っているだけでも、胃腸に良いと言えるでしょう♪ 僕はホントにお酒が弱いのですが、カンパリは健康の味がして飲みやすいです。
健康な事が大好き(健康マニア?)な人なら飲んだ瞬間に僕の言う「健康な味」の意味がきっと分かるし、気に入ると思う! 「薬みたいな味でウェ~」 って声もよく聞くけどね^^;
カンパリのオススメの飲み方
ホットカンパリです。
写真だと分かりづらいですがレモンも入っています。カンパリの苦みをレモンが中和してくれて飲みやすさアップ。
すごく温まるしビタミンCが取れるから、風邪予防にもなって冬にピッタリ♪ 真夏にこの記事を読んでる方、ごめん^^;
普段カンパリはあまり飲まない方、時々ローテーションに入れてみては如何でしょう。禁酒法時代の薬用酒・リキュールに関しては本や媒体によって諸説あるので、色々調べてみると面白いですよ~☆
「有機食材ってどこで買ってるの?」って聞かれるんですが、例えば最近僕が使っている野菜はほとんど全部らでぃっしゅぼーやの宅配野菜です。
家まで有機野菜が届く手軽さたるや!
らでぃっしゅぼーやについて書いた日記↓【有機野菜の摂取量が爆増したり】
ワインについても書きました↓ 【赤ワインを飲むと頭痛!その原因と対策】