読書感想文。
「内容が気になり過ぎるタイトルの健康本」を意識的に読んでいます。
今回手にとったのは、
【アメリカのベジタリアンはなぜ太っているのか?】
です。
これは実に良いタイトル!
読みたくなるよね〜
さっそく読書感想文スタート!
アメリカのベジタリアンはなぜ太っているのか?の感想
「なぜ太っているのか?」
について、新聞記事や調査機関の資料だけでなく、筆者が実際にアメリカ生活の中で見たベジタリアンの実態について書かれていて良かったです。
データだけだと勉強っぽくなっちゃうけど、
「ベジタリアンの人達がパーティーの席で何を口にしていたか?」
など、実際に潜入しないと分からないことが分かり面白い&興味深い。
肉を食べないベジタリアンと言っても、ヴィーガン(超簡単に説明すると、肉や魚だけでなく乳製品やお菓子も食べない人)でない場合はアイスクリームやクッキー、パイ、ケーキ、ポテトフライ、ポテトチップス、キャンディ、ミルクセーキ、ソフトドリンクなどジャンクフードを口に出来るわけだから肥満にもなるし、不健康にもなる。
という、まさにそんな感じのベジタリアンである僕には耳の痛い記載あり!
やめてよ〜っっ
ちなみにこの人たちは“ベジタリアン・ジャンクフード・ジャンキー”と呼ばれている
だそうです。
おや?ちょっとカッコ良いですねぇ。
僕のことベジタリアン・ジャンクフード・ジャンキーって呼んでもいいよ☆
もしくはV・J・J(ブイジェージェー)とか♪
本の話に戻ります。
引用されているデータによると、BMI25以上の「太り過ぎ」に該当する人は
・肉食の人 40%
・ベジタリアン 25%
と、ベジタリアンの方がグッと少ない。
しかし、肉食の人よりはグッと少ないとはいえ、4人に1人は太り過ぎに該当してるって、、、
多いよね^^;
なーんて感じで菜食主義の人には興味しんしんな内容が色々と書かれているのですが、実はベジタリアンに関する記載は本の一部分なんだよね。
全編に渡って「なぜアメリカのベジタリアンは太っているのか?」というテーマが書かれているわけではありません。
ベジタリアンについての本っていうよりも、アメリカに関する「なぜ?」がたくさん書いてある本っていう感じかな。
僕的にはちょっと残念!と思いきや、
・クリスチャンの国なのになぜ離婚が多いのか
・男女平等なのになぜレディ・ファーストなのか
・民主主義の国なのになぜ戦争マニアなのか
・世界一豊かな国なのになぜ超格差社会なのか
といった、読んでみたくなるテーマがたくさんあったので、ベジタリアンとかそっちのけで楽しく読了。
勉強っぽくなく読めて良かったです。
また食や健康に関する「内容が気になり過ぎる本」を読んだら書きまする!
これまで読んだの↓
【読書感想文】